昨日、仕事の合間に釣り人を眺めていると、竿をしならせた年配の方が微動だにしない。
???
近づいて声を掛ける
私「掬いましょうか?」
仙人「有難う!お願いします」
私「30cm程のチヌですね」
仙人「そうですか!」
私「他に釣れましたか?」
仙人「クーラーに入っていますので見て下さい」
私「こっちが大きいですね、40cm位ありますね!」
仙人「そうですか!」
私「……???」
仙人「私、目が見えないんです」
私「…!」
暫く横で観させて貰いましたが、紀州釣りでチヌを狙っておられました。
団子の投入も毎回同じ場所に打ち込んでいたし、手探りでクーラーからオキアミを出して針に刺し、団子に包む動作はハンディキャップを感じさせませんでした。
凄かった!