組み立てる為に重い腰を上げました。
リールは既に販売中止になったTHEアスリートレーサー65-TGです。
メインギヤの歯が欠けてしまい、破片が噛み込んでハンドルが回り難くなったので、オーバーホールに出さず自分で修理します。
下調べしたら、メーカーによるオーバーホールの料金表にハイギヤチューニングてのがあるじゃないですか。
メインギヤとピニオンギヤセットで交換する事により、ギヤ比を1:3.8から1:4.3に変更出来る事が分かったのでこの機に変更します。
ギヤのセットで6500円税抜。
左が新しいギヤ。
外径は変わらない感じでしたが、歯の並びが斜めに入っていました。
パーツの分解図を見ながら、危なげ無く組み上げます。
団子釣りは手を頻繁に洗うので、リールは過酷な条件下での使用となります。グリスは水で乳化するので、頻繁に分解してグリスを塗るのは面倒です。だから随分前に分解した折に全て除去して、釣行後のメンテはCRCをタップリ内部に噴射して終わりにしています。
特にこれで問題は感じなかったのでこのまま使いたいと思います。
組み上げてハンドルを回してみました。
修理前のギヤの引っ掛かりも解消され、軽い力で回ります。ハイスピード化した事による重さは感じませんでした。
新しく買ったリールと並べてみました。
比べてみると大きさが違いますね。
新しいリールが巻取り量が長いのが頷けます。
しかしこの度のギヤ変更で旧リールとしては最速仕様となります。以前より純正スプールは巻取り径が小さい為、互換性があり径の大きいアスリート競技用を取付けており、現状ではこれ以上はない仕様です。
…となると試したくなりますが、当分筏やカセには行けそうに無いので悶々としそうです。どちらのリールをサブにするか迷います…
これもまた釣りの楽しみですね。
有難うございました。